「地衣類ネットワーク」のあらまし

 地衣類ネットワークは1995年10月に「関西地衣類観察会」としてスタートしました.当時は,関西地区限定で初級者向けの初級観察会と関西を以外の地域ま許容した一般向けの観察会を事業として行っていましたが,次第に初級観察会に重点を置くようになりました.

 1999年に秋田県立大学に職を得て,大阪から秋田に移住し,東北地区でも観察会を始めることとしましたので,最初は別個に東北地衣類観察会と称していましたが,そのうち出張等を利用して,日本全国で観察会を開くようになり,関西地衣類観察会から関西をはずして,「地衣類観察会」に名称を変更しました.

 2005年から設立10年を機に名称を「地衣類ネットワーク」に変更しました.「観察会」に参加される方もほぼ固定化してきましたので,「観察会」ばかりではなく,地衣類を愛する人のつながりを大事にしていこう考えたからです.

 2015年10月で設立20年になりました.観察会は計224回,述べ参加人数は1944名です.この20年間で日本中に地衣類ネットワークは広がりました.

 地衣類という小さな生き物を愛でる人たちが日本中にいることを幸せに思います。